東京外為 ドル110円台前半＝終盤も材料難でこう着（20日午後5時）

　20日の東京外国為替市場のドルの対円相場（気配値）は終盤も材料難で、1ドル＝110円台前半でこう着状態となった。午後5時現在は110円12～12銭と前週末（午後5時、110円21～21銭）比09銭の小幅ドル安・円高。
ドル円は前週末の海外市場で、米住宅着工件数が市場予想を上回ったことが好感され、110円20銭台まで上昇する場面があった。週明け東京時間の早朝は110円00銭台に小緩んだものの、午前9時にかけては押し目買いに110円20銭近辺まで切り上がった。その後は米市場の休場や日銀金融政策決定会合の結果公表を控えて様子見姿勢が強まり、110円10銭台を中心に小幅な値動きだった。
市場では「先週連休明けから110円台に乗せ、値固めしている」（FX会社）との声が聞かれ、米中摩擦の緩和などを背景に投資家心理は好転しているとみられている。ただ、「もう少し実体経済の改善を見極める必要がある」（資産運用会社）との指摘もあり、一段の上値を追うには慎重な向きが多かった。
ユーロは終盤、対円、対ドルともにもみ合い。午後5時現在は1ユーロ＝122円18～18銭（前週末午後5時、122円73～74銭）、対ドルでは1．1094～1094ドル（同1．1136～1136ドル）。

底を狙ってじっと待っててふと気付いた。

Sしとけば良かった…