
3年ぶり、通算16枚目のアルバム『見っけ』のリリースに伴い、もはや“国民的バンド”と言っていいだろうスピッツの音楽に対して、さまざまな人々がいろいろな思いや見解を、それぞれの言葉で表現している。たとえば、『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)に出演していた川谷絵音、杉山勝彦。あるいは、『SONGS』(NHK総合)の大泉洋、そして広瀬すずをはじめとする「なつぞらファミリー」の面々など。さらには、こんな興味深い企画も(参考:エンタメステーション)。まさしく、性別も世代も超えた多くの人々が、スピッツの音楽を愛しているのだ。けれども、それらの番組や記事を眺めても、いまだ誰ひとりとして、「スピッツを完全に理解した」とは言えないーーというか、その核心を捉えようとするたびに、ヒラリとその身をかわしてスルリと逃げていくもどかしさこそが、スピッツの音楽の何よりの魅力なのだろう。
アルペジオの響きが美しいギターロックとしての滋味はもちろん、その中心に位置する草野マサムネ(Vo/Gt)の透明感溢れる歌声など、スピッツの魅力は、いくつも挙げられる。けれども、その楽曲のイメージを決定づけているのは、やはり草野による唯一無二の歌詞世界によるところが大きいだろう。たとえば、『関ジャム』でもオンエアされたスピッツの人気曲ランキングなどでは依然として一位の座に輝いている「ロビンソン」。この曲の〈新しい季節はなぜかせつない日々で〉という歌い出しと〈誰も触われない二人だけの国〉から始まるサビの部分の歌詞を記憶している人はきっと多いと思うけど、その歌詞のなかには登場しない、この“ロビンソン”とは、果たして何を意味しているのか、について具体的に説明できる人は、恐らく草野本人以外にはいないだろう。それは、同じく人気曲のひとつである「チェリー」についても同様だ。
あるいは、「ロビンソン」「チェリー」と並ぶ人気曲である「空も飛べるはず」。スピッツの楽曲のなかでも、かなり歌詞が明確な一曲ではあるけれど、〈きっと今は自由に空も飛べるはず〉という表題と関連したフレーズの直後に置かれた〈夢を濡らした涙が海原へ流れたら ずっとそばで笑っていてほしい〉という一節が、果たしてどんな状況を表しているのかについては、意見が分かれるところだろう。そう、その色褪せない音楽の美しい響きとは裏腹に、スピッツの歌詞は、今もなお聴く者の心に、そこはかとない疑問を残し続けているのだ。
中略
いずれにせよ、良い曲というのは、何度も繰り返し聴きたくなるものである。しかし、聴けば聴くほどに、ある種のわからなさが浮かび上がってくるーー否、そのわからなさが、何よりも大事なのだろう。そのわからなさは、聴く者の想像力によって、いくらでもその羽根を広げていくのだから。はっぴいえんど、松本隆しかり、井上陽水しかり、サザンオールスターズ、桑田佳祐しかり、世代を超えて長きに渡って愛されるポップソングの条件とは、そのメロディの美しさは誰もが認めるところであっても、その歌詞については、ある種の“わからなさ”がある。決して難解というわけではなく、むしろ平易な単語を用いているにもかかわらず、聴けば聴くほど新たな発見や解釈が生まれていくようなものなのかもしれない。
>>1
デビュー当時はミスチルに圧倒されてた感じだったけど、
今はスピッツの方が存在感あるなって感じだわw
地道にコツコツやって来た成果かなw
サザン亡き後は、ミスチルじゃなくスピッツが国民的バンドのポジションを継ぎそう。
それぐらいメロディとアレンジが普遍的
ヴォーカルの人の声ありきでしょ
>>1
アルバムでも出るの?
最近やたら見るけど
反則過ぎる
同感でござる。
ボーカルの草野マサムネさんの声質、スゴすぎる。
さらっと歌いこなしてるように思わせて実はすごいよね
>>2
地声からして才能だなあれは
歌唱力ってやっぱり才能だと思う
いくらボイトレや発声練習しても、それは歌ウマであって歌唱力ではない
歌ウマは増えたけど歌唱力のある人はなかなか出てこないね
>>54
歌ウマと歌唱力の確かな区別なんてないでしょ
ボイトレした人に うまくなったねって言う人もいれば
ボイトレした人に おまえの声で感動するようになったわ!歌唱力アップしたな! っていう人もいるだろう
たとえ上手い人がcoverしたりカラオケで歌っても
なんか違和感あるのはあの声じゃないからなのかな
イイもの見れたわ!
ありがとう(^-^)/
それ最近おすすめに出てきたけどうまいよねその女の子
ちょっとコブシ入ってる感じが面白い
なにげに坊主のギターもセンス抜群
可愛い
歌詞の面白さがあるよね?
いや、大物アーティストのなかではたしかにわかりやすい凄さみたいなもんがない
わかりやすくたっかい声張り上げてるわけでもないし、わかりやすく独特な唄い方
してて何歌ってるんだかわからないわけでもなく、わかりやすくなんか難しそうな
演奏してるわけでもないし、楽曲もコード進行見ただけで「わーなんかすごそーw」
みたいな楽曲ってわけでもない。かといってブルーハーツとかのようにいかにも
「演奏するのは簡単なんだろ?」って印象を与えるような楽曲と言うこともない
それなのに90年代初頭に出てきたバンドとしては、あきらかに80年代以前のバンド
よりは新しくておしゃれ感のある音楽だし、この「なんかよくわからねーけどちゃんと
いいもの作れてる」感は確かに独特
ふわふわしていているポップスでまとめられると思うけどな
それな
意味わからんなるわwwww
歌詞については良いフレーズあるなとは思うがまぁまぁ適当なんじゃと思う
異論は認める
あの引きこもり御用達ソングね
歌詞の内容は引きこもりというよりもアウトローを連想させるけどな
自宅介護してて家から出られない自分には自殺防止用の曲
遺書まで書いたけどこの曲が止めてくれた
この歌は仕事で忙しいときに沁みた。
旅に出れない理由はいろいろ。
引きこもりって決めつけなくてもいいでしょ。
君たち、甘酸っぱいのきらい?
個人的には好きだけどなぁ。技巧派なのに曲の雰囲気考慮しててあえて抑え弾いたり、曲によって使い分けててまさに縁の下の力持ちって感じで。
は?
スピッツの中でベースとドラムの技術は1・2を争うんだが
それなw
スピッツはボーカルだけでなく楽器隊も相当レベル高いぞ
あんなに動き回るベースは見たことがない
でもコーラスには間に合うようにマイクの前に行くんだよねーw